Oracleが、「Oracle API Platform Cloud Service」をリリースし、「Oracle Cloud Platform」の統合製品を拡大した。「重要なAPIを普及させるための設計、プロトタイプ、ドキュメント、テスト、管理のためのエンドツーエンドの機能」を提供するという。
Oracleは、開発ツールを手がける新興企業Apiaryの買収を発表しており、今回のリリースはこれに続くものだ。ApiaryのAPI設計とガバナンスプラットフォーム、OracleのAPI管理機能とを組み合わせたものだ。外部開発者やパートナー企業がファイアウォール内にあるデータ、アプリケーションやデータストア内へのアクセスを許可する機能を提供する。さらに開発者はさまざまなユーザーに向けたインターフェイスを管理できる。オンプレミスの実装、Oracle Cloud内での実装、サードパーティーのクラウドでの実装が可能だ。
Oracle Cloud Platform担当シニアバイスプレジデントを務めるAmit Zavery氏は、「データは企業にとって新しい通貨であり、APIはビジネスのモダン化と敏捷性を実現し、ユーザーがモバイル、IoT、クラウドまたはオンプレミスで、アプリケーションやデバイスをまたいで簡単につながり、重要な情報を共有できるようにすることが不可欠だ」と声明文で述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。