日本仮想化技術は7月18日、OpenStack環境でのGPU技術「GPU on OpenStack」の活用を推進していくと発表した。OpenStack環境の仮想マシンやコンテナに対してGPUの計算リソースを割り当てて、ハイパフォーマンスコンピューティングやデスクトップ仮想化などのさまざまな用途で利用できるという。
同技術を活用することで、GPUを業務で活用するユーザーは、利便性の向上や一元管理による運用の効率化を実現できるが、現在、環境構築や利用方法についての情報は十分ではないとの認識を示した。
そこで、日本仮想化技術は、NVIDIAとアスクと協力して環境構築と技術評価を行い、利用者やインフラ管理者にとって役立つ情報を発信していくこととした。
日本仮想化技術は今後、さらに賛同企業を募り、GPU on OpenStackの導入支援やコンサルティングサービスを推進していく。イベントやセミナーなどを通じた活動も開始する。