インターネット検索の世界を席巻するGoogleは、エンタープライズITの領域でもその存在感が徐々に増しているようだ。かつては「エンタープライズサーチ」など、ごく限られたソリューションにとどまっていたが、「G Suite」や「Google Cloud Platform」をはじめとするエンタープライズ向けのクラウドサービスを続々と強化し、直近では「Chrome Enterprise」も投入した。
IBMやMicrosoft、Oracle、SAPといった大規模ベンダーが長らく群雄割拠するエンタープライズITの領域において、コンシューマーサービスから出発したベンダーがその立場を獲得できたケースは、Amazon Web Services(AWS)など数少ない。存在感を高めるGoogleは、エンタープライズITの領域でも成功を手にできるのだろうか。
エンタープライズ市場におけるGoogleの可能性について、その展望を占う記事をPDFにまとめた。