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「Windows Server」上でのLinuxコンテナ稼働に向け、まい進するマイクロソフト

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-09-15 12:34

 MicrosoftとLinuxはますます親密度を増してきている。Microsoftで開発者向けツールおよびサービス担当バイスプレジデントを務めるJulia Liuson氏が、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されたThe Linux Foundationの「Open Source Summit North America」における基調講演でLinuxとオープンソースに対して称賛の言葉を贈っている間にも、「Windows Server」の開発者らは「Windows Server 2016」の次期リリースにおけるLinuxコンテナサポートの最後の仕上げをしていた。

 MicrosoftでWindows Server担当シニアプログラムマネージャーを務めるPatrick Lang氏は、「Windows Insider Program」の参加者向けにリリースされて間もないプレビュー版「Windows Server version 1709」ではLinuxコンテナが稼働すると13日付けのブログに記している。同社の情報筋によると、一般ユーザーがこの機能を利用できるのは、次期公式リリースが出される10月初旬以降になるという。

 同氏は「開発者が、LinuxであるかWindowsであるかにかかわらず、同一マシン上でコンテナを実行したいと熱望していたのは分かっていた。2017年の『DockerCon』でこの機能を発表した際、皆が熱狂したことでもその要望の高さが示されたと言える。この機能では、『Hyper-V』の隔離技術を活用することで、コンテナをサポートできるだけの必要最小限のOSを用いてLinuxカーネルを稼働させるようになっている。われわれはDockerCon以来、同技術を完成させるために、Hyper-Vに対する新機能とともに、Linuxコミュニティーとの共同作業、『Docker』技術の基盤となるオープンソースプロジェクト『Moby』に対する貢献によって取り組んできている。今回、Linuxコンテナの実行方法を実際に見てもらい、Windows Insider Programの参加者からフィードバックを寄せてもらう時期がきた」と記している。

 「Windows Server 2016のリリース以来、多くの顧客が『リフト&シフト』型のアプローチを用いて既存のアプリケーションを移行し、自社の配備を近代化するという道を歩むようになるにつれ、コンテナの採用は急激に増加してきている。また、Hyper-Vはかつてなかったレベルの隔離をコンテナにもたらすとともに、『Group Managed Service Account』のサポートによって、コンテナ内のアプリに対しても既存の『Active Directory』インフラのメリットを活かせるようになる」(Lang氏)

 試用にあたっては以下のものが必要となる。

  • 「Windows 10」あるいはWindows Serverの、Windows Insider Program参加者向けプレビュー「Build 16267」以降
  • MobyのマスターブランチをベースにビルドされたDockerデーモン
  • ユーザーが選択した、互換性を持ったLinuxイメージ

 より詳細な説明はDockerのブログ投稿「Preview: Linux Containers on Windows」(プレビュー版:Windows上のLinuxコンテナ)や、Canonicalの「Running Ubuntu Containers with Hyper-V Isolation on Windows」(Windows上のHyper-Vによる隔離技術を用いたUbuntuコンテナの実行)を参照してほしい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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