Oracleは米国時間10月2日、同社のモバイル向けクラウドポートフォリオを拡充し、「Oracle Mobile Cloud」に新たなチャットボット機能を追加すると発表した。
同社は約1年前、企業が自社ソフトウェアと接続するボットを構築する手段として、また企業がコンシューマーとつながるための支援を提供する目的で、インテリジェントなチャットボットプラットフォームを発表していた。
同社は、今回拡張したチャットボット技術についても同様に、顧客との対話を自動化することで企業を支援するという目的の下、既存の企業アプリに統合できるスケーラビリティーに優れたユーザーフレンドリーなプラットフォームとしてアピールしている。
Oracleによると、自然言語処理を活用するこの最新のインテリジェントボットシステムは、アルゴリズムを訓練し、チャットボットとやり取りする人間の意図をより良く理解するようになっているという。
また、同プラットフォームに含まれているボットのローコード開発ツールを用いることで、開発者は利用可能なライフサイクル管理機能を用いてボットのテストや配備ができるという。さらに開発者は、リアルタイムでのチェック機能により、ボットの対話内容を確認するとともに、ボットの採用や利用、パフォーマンスに関する分析を実施することもできる。

提供:Oracle
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。