IoTの4層全てにセキュリティを提供--トレンドマイクロ

渡邉利和 2017年10月12日 09時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 トレンドマイクロは10月11日、IoT向けセキュリティ戦略を発表した。4層3業種・計12マトリックスをカバーするとしている。

トレンドマイクロ
トレンドマイクロ 取締役副社長の大三川彰彦氏

 概要を説明した取締役副社長の大三川彰彦氏は、同社の基本姿勢として、“I”(インフラ)、“U”(ユーザー行動)、“T”(脅威)の3つの要素の変化に注目していると説明した上で、「成功するセキュリティアプローチ」を“x = I + U -T”(ITインフラの移行にいち早く備え、ユーザ行動の変化を受け入れ、新たな脅威に対応して守る)と語り、同様のアプローチをIoTに関しても適用していくことを明らかにした。

 同社のIoTセキュリティ戦略は、IoTシステムの構成を「デバイス」「ネットワーク」「コントロールセンター」「データアナライザ」の4層と想定した上で、この全層を対象に業種ごとに最適化された保護を提供していく。同社が業種として想定するのは「スマートホーム」「スマートファクトリー」「スマートカー・その他」となる。

 これらは、基本的なシステム構成が上述の4層に整理できる点で共通するものの、各層でのデータの扱いや、求められる保護レベルなどに違いがある。このことから、業界ごとに特徴的な層の構造を把握した上で、それぞれに最適化されたセキュリティソリューションを提供する必要があるという。

 4層3業種で計12のマトリックスが作られ、それぞれに具体的な製品/ソリューションが当てはめられることになる。ただし、現時点では全ての製品がそろっているわけではなく、今後整備されていく部分も残る。

 Tippingpointなど、近年の買収製品もうまくマトリックスの中に収まりどころを見つけており、ここ数年の同社の企業買収などがIoT環境を見据えて戦略的に推進されてきたことも伺える。

 3つの業種におけるセキュリティの詳細は下記の画像を参照されたい。

IoTの4つの層と3つの業種

IoTの4つの層と3つの業種

Scroll Right Scroll Left
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算