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ざっくりわかるSNSマーケティング入門

第1回:改めて考える「SNSって何?」--人気の背景を読み解く

後藤真理恵 (SNSエキスパート協会 代表理事)

2017-12-08 07:00

 今やSNSに関連する話題を見聞きしない日はありません。もはや日本人にとって不可欠となったSNS。個人はもちろんのこと、企業や団体でもSNSをマーケティングに活用する流れが加速しています。

 この連載に目をとめてくださった皆さんの所属企業でも、今まさにSNSマーケティングを実践中だったり、情報収集や準備をされたりしている状況ではないでしょうか。

 連載では、日頃忙しくて学ぶ時間がなかなか取れない方でも、「ざっくり」SNSマーケティングについて学んでいただける講座を目指しています。以下の全8回を予定しており、どの回も数分で読み終えられるような内容にしたいと考えています。よろしければぜひ、最後までお付き合いくださいね。

 申し遅れましたが、皆さんはじめまして。私はSNSエキスパート協会の代表理事の後藤真理恵(ごとうまりえ)と申します。2016年に設立された同協会では、「SNSエキスパート検定(初級・上級)」講座/認定試験の実施を通して、SNSマーケティングに関する正しい知識を持つ人材育成を推進しています。

 そしてもう一つの肩書きが、協会の母体であるコムニコにおけるシニアコンテンツディレクター。現在も多くのクライアントの支援をしつつ、SNSマーケティングの最前線で日々活動中です。同社は日本のSNS黎明(れいめい)期に創業されたSNSマーケティングエージェンシーであり、これまでに400社を超える企業のSNSマーケティングを支援しています。

SNSとは?

SNSの定義と構造

 まずは基本中の基本ですが、「SNS」とは何の略かご存じでしょうか。答えは「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」です。

 似た言葉に「ソーシャルメディア」があります。総務省の情報通信白書では、ソーシャルメディアという概念の中に、SNSやブログ、情報共有サイトなどのサービスが含まれていると定義されています。連載でもこの定義に従いたいと思います。

 さて、SNSを名乗るサービスはかなり多く存在するのですが、現在、日本国内での有名どころを挙げるとすれば以下でしょうか。あくまでも2017年現在としてお考えください。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • mixi
  • LinkedIn など

 SNSにはいくつか共通した特徴がありますが、特に重要なのは以下の2点でしょう。

  • 不特定多数の人・企業・団体などとつながることができる
  • 情報を受け取るだけでなく、誰もが情報発信することができる

 SNSでは、あるユーザーと「つながっている人(ファンやフォロワーと呼びます)」がコミュニケーションを行えるだけでなく、そのやり取りを「つながっていない第三者」も見たり反応したりすることができます。この構造を理解していないと炎上を招くケースもあるのですが、それについては次回以降に詳しく説明しましょう。

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