ソースコードの脆弱性をビルド前に診断--東陽テクニカが新サービス

NO BUDGET 2018年01月09日 10時42分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 東陽テクニカは1月5日、イスラエルのCheckmarxが開発する脆弱性静的解析プラットフォーム「Checkmarx CxSAST」を用いたオンデマンド型のクラウドサービス「Cxクラウド」を開始した。

 Cxクラウドは、コンパイル前/ビルド前のソースコード解析を東陽テクニカのクラウドサーバ上にあるCxSASTを使って、手軽に低コストで実施できるようにしたサービス。同社では2016年7月よりCheckmarx CxSASTを販売し、「誰でも容易に脆弱性診断が実施でき、セキュリティ問題の検出・対策の第一歩を踏み出すことができるよう、今回新たにクラウドサービスという形で提供することにした」と説明する。

 サービス体系は2種類あり、1アカウントで1プロジェクトを対象に1回の解析を行う「Cxクラウド1スキャンサービス」が20万円、1アカウントで1プロジェクトを対象として1カ月間であれば何回でも解析が可能な「Cxクラウド1カ月間パック」が50万円となる。

 CxSASTは、ソースコードに潜む脆弱性を検出、可視化することで、安全なソフトウェア開発を支援する脆弱性診断プラットフォーム。PCI-DSS(クレジットカード業界における国際的なセキュリティ規格)やCWE(Common Weakness Enumeration:ソフトウェアにおけるセキュリティ上の脆弱性の種類を識別するための共通脆弱性識別子)などのセキュリティに関するガイドラインにも対応する。

 脆弱性診断においては現在、コンパイル後/ビルド後のアプリケーションの脆弱性解析を外部に依頼する方法が主流となっているのに対し、CxSASTではコンパイル前/ビルド前の状態で解析を行うため、ソースコードの安全性を早い段階から把握でき、脆弱性の修正による手戻りコストの大幅な削減が可能となる。

 解析対象としては20種類のプログラミング言語に対応。Salesforce.comのForce.comプラットフォームで利用されるプログラミング言語Apex(Visual Force)の解析が可能な唯一のプラットフォームでもある。


Checkmarx CxSAST機能概要

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算