編集部からのお知らせ
PDF Report at ZDNet:「ドローン活用」
「ニューノーマル」に関する新着記事一覧
調査

CIOの支出、公的部門はクラウドやアナリティクス、セキュリティ重視へ--Gartner

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2018-02-10 08:00

 公的部門の最高情報責任者(CIO)は、目標を達成するために必要なテクノロジは、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、データアナリティクスだと考えている。

 Gartnerが世界の公的部門(国、州や県、基礎自治体、防衛および諜報分野の機関など)のCIO461人を含むCIOを対象として実施した調査によれば、公的部門のCIOの間では、もっとも優先順位が高い取り組みはデジタル変革であり、それにセキュリティとガバナンスが続くという。

 Gartnerの調査担当バイスプレジデントRick Howard氏は、「デジタル変革はデータを中心として展開される。公的部門のCIOは、成功のためには、オープンデータとオープンAPIの提供範囲を拡大して組織内外でのデータ利用を促進し、データとアナリティクスに関する能力を強化しつつ、データ中心の文化を生み出すよう取り組む必要がある」と述べている。「データアナリティクスのインフラ構築は、公的部門の事業の成果と市民に対するサービスを改善するために欠かせないものだ」

 公的部門におけるデジタル変革の優先順位は、民間部門よりも若干高くなっている。これは、民間部門が成長や市場シェアを重視しているためかもしれない。それに次いで優先順位の高い事項として挙げられているのは、セキュリティ、安全・リスク、そしてガバナンス・コンプライアンス・規制だ。

 組織の目標達成にどのテクノロジ投資が重要かという質問に対しては、最上位にクラウド、BI・アナリティクスが挙げられており、インフラ・データセンターが11%でそれに続く(国家のCIOは3番目に顧客関係管理(CRM)を挙げているが、2位との間には数字にかなり差がある)。

Gartner
提供:Gartner

 公的部門のCIOのテクノロジに関する優先順位は、民間部門のCIOとはかなり異なっている。CIO全体で見れば、全分野のトップ10に人工知能(AI)が入っているが、公的部門のCIOで見た場合19位になっている(例外は防衛と諜報の分野で、これらの分野では人工知能の優先順位をより高くしているCIOが多い)。

 クラウドサービス・ソリューションとインフラ・データセンターは、どちらも公的部門のCIOのうち30%以上が重視しており、トップ10に入っているが、ほかの業界ではこれらの分野を重視しているCIOは12%にすぎない。一方、デジタル化・デジタルマーケティングを重視している民間部門のCIOは16%いるが、これは公的部門の2倍以上の数字だ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    進化を遂げるパーソナライゼーション、企業に求められる変革とは

  4. クラウド基盤

    【事例】機器の老朽化・陳腐化、ストレージ運用の属人化…複数課題を一気に解決したカプコン

  5. セキュリティ

    「日経225銘柄」企業の現状から読み解く、インターネットアクセスにおける業種別の弱点とは?

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]