MicrosoftはSatya Nadella氏が最高経営責任者(CEO)として率いるようになってから、全面的にビジネス向け事業に移行した。近年Microsoftは積極的に事業を再編しており、ゲーム部門など多少の例外はあるが、エンタープライズ顧客に力を入れ、消費者向け製品からは手を引いてきた。
Nadella氏の下でMicrosoftがどの分野にリソースを割いてきたのかが、最新の業績報告から読み取れるという。例えば、2017年第4四半期の売上高289億ドルのうち約190億ドルが、オンプレミスのデスクトップ、サーバソフトウェアライセンス、クラウドサービス、企業向けコンサルティングサービスなどを購入した、大企業や政府機関からの売り上げだった。最近の業績報告から見たそのような動きや、クラウド関連事業に関して大手各社の動向や戦略とともに現状を解説した記事をまとめた。