ーー日本市場をどう見ている?
日本は前職のOmniture時代からよく知っているが、Domoにとって重要な市場だ。「改善」という言葉に表現されるように、日本企業は最適化にフォーカスしている。改善のためにはデータが必要。われわれの戦略、考え方がとてもフィットする。
日本市場でそれなりの成果が出ており、日本での取り組みをもっと加速させる。
ーーBIというくくりで見ると、Tableauなどと競合するが、Domoの差別化は?
”7サムライ”として、7つの柱を持つが、全て備えているのはわれわれだけ。Tableauはレポーティングのみ。データを接続したい、予測を取り入れたい、コラボレーションとなると、それぞれ別の製品が必要になる。この点で、Tableauなどはツールにとどまるが、Domoはプラットフォームと言えるものを構築している唯一のベンダーだ。
ーーDomoの企業規模が大きくなっている。COOとしての仕事に変化はあるか?
カルチャーを維持するのは簡単ではない。だが、Domoを使えば問題ではない。
社員は皆Domoでコネクトしており、社員向けの「Domo Nation」に社員、オフィスの場所、社食のメニュー、報酬など必要な情報にアクセスできる。これにより、全社員がお互いを身近に感じており、距離を感じない。
4年半前に入社した当時の社員は200人、現在800人。だが、まだ小さな企業と感じている。