Microsoftは米国時間4月4日、「Windows Insider Program」の「Fast Ring」で「Skip Ahead」を選択しているユーザー向けに、「Windows 10 Redstone 5」の最新テストビルド「Build 17639」をリリースした。
今回のビルドでは、「Sets」内およびSets間でアプリのタブをドラッグ&ドロップできる機能が追加された。Setsは、ウェブページやドキュメント、ファイル、アプリなどをユーザーがタブでグループ化できるようにするウィンドウ管理ツールだ。さらに、グループ化されたタブをAlt+Tabで切り替えられる機能や、「Settings」(設定)内にSets向けの設定セクションが追加された。また、2つの「File Explorer」ウィンドウをより簡単にグループ化できるようになった。
「Settings」(設定)内にSets向けの設定セクションができた
提供:Microsoft
同社は、「Microsoft Office」を含むより多くのWin32(デスクトップ)アプリ上でSetsを利用できるようにする計画だ。
今回のビルドでは、他にもいくつかの新機能や修正が加えられた。ユーザーはBluetoothデバイスのバッテリレベルを設定で確認し、PCや対応するBluetoothデバイスがオンライン接続していれば、いつでもバッテリ残量のパーセンテージを見ることができる。また、Microsoftは「Windows Calculator」(電卓)をアップデートした。これにより、完全平方数の平方根を正しく算出できるようになった。
その他の既知の問題と修正点は4日のブログに記載されている。
同社のリリーススケジュール通りであれば、Redstone 5は2018年10月に提供が開始される見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。