Oracleは米国時間6月19日、アナリストらの予想を上回る2018会計年度第4四半期決算(5月31日締め)を発表した。
GAAPベースの純利益は34億1000万ドル(非GAAPベースの純利益は40億9000万ドル)、非GAAPベースの1株あたり利益は99セントだった。また、総売上高は113億ドルだった。一方、前年同期の非GAAPベースの1株あたり利益は89セント、総売上高は109億ドルだった。
アナリストらは非GAAPベースの1株あたり利益を94セント、売上高を111億9000万ドルと予想していた。
同四半期のクラウドサービスおよびライセンスサポートの売上高は8%増の67億7000万ドルだった。また、クラウドライセンスおよびオンプレミスラインセンスの売上高は前年同期比5%減の24億8000万ドル、ハードウェアの売上高は横ばいの11億2000万ドルだった。サービスの売上高は1%減の8億8300万ドルだった。
通期の売上高は398億ドル、1株当たり利益は3.12ドルだった。アナリストらは売上高を398億ドル、1株当たり利益を3.08ドルと予想していた。
Oracleの共同最高経営責任者(CEO)であるSafra Catz氏は2019年度について、売上高の増加によって非GAAPベースの1株当たり利益が2桁成長になると予測している。
Oracleは19日のプレスリリースで新しい会計年度の正確なガイダンスを提供しなかった。
もう1人のCEOであるMark Hurd氏は「恒常通貨ベースの当社予想を2億ドル以上も上回る総売上高を達成し、素晴らしい第4四半期となった」と述べ、「当社の戦略的な『Fusion』ERPおよびHCM SaaSクラウドアプリケーションスイートの売上高は第4四半期に50%以上増加し、2019年度も引き続きFusion SaaSスイートの力強い成長が見込まれる」とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。