ちょっとした注意で大きな違い--バッテリの寿命と安全性を最大限に高める方法 - 3/9

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 石橋啓一郎

2018-09-24 08:30

完全放電と部分的な放電
 世の中には、リチウムイオンバッテリは完全放電すべきではないという人もいれば、そんなことを気にする必要はないという人もいる。

 実際には、最近のリチウムイオンバッテリの場合、特にこの問題を気にする必要はない。なぜなら、放電の状態は内蔵されている回路で厳密に管理されているからだ。普段から完全に放電しないように気をつけた方がいいのは確かだが(電池が古くなっている場合、充電量が低い状態で低温になると問題が起きることがある)、概して言えば、特には問題にはならない。

 ただし、古いニカド電池(ニッケル・カドミウム電池)が完全に放電されてしまうと、再充電できなくなる場合がある(ニカド電池は頻繁な充電にも弱く、最近の電池よりも温度変化に敏感だという特徴もある)。

 これは鉛蓄電池でも同じで、「ディープサイクルバッテリ」と呼ばれるもの以外は、あまり放電しすぎない方がよい。

完全放電と部分的な放電
 世の中には、リチウムイオンバッテリは完全放電すべきではないという人もいれば、そんなことを気にする必要はないという人もいる。

 実際には、最近のリチウムイオンバッテリの場合、特にこの問題を気にする必要はない。なぜなら、放電の状態は内蔵されている回路で厳密に管理されているからだ。普段から完全に放電しないように気をつけた方がいいのは確かだが(電池が古くなっている場合、充電量が低い状態で低温になると問題が起きることがある)、概して言えば、特には問題にはならない。

 ただし、古いニカド電池(ニッケル・カドミウム電池)が完全に放電されてしまうと、再充電できなくなる場合がある(ニカド電池は頻繁な充電にも弱く、最近の電池よりも温度変化に敏感だという特徴もある)。

 これは鉛蓄電池でも同じで、「ディープサイクルバッテリ」と呼ばれるもの以外は、あまり放電しすぎない方がよい。

提供:Adrian Kingsley-Hughes

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