SAPジャパンとABEJA、企業のAI活用支援で協業

NO BUDGET

2018-10-12 10:16

 SAPジャパンとABEJAは10月9日、人工知能(AI)の領域で戦略的協業を開始すると発表した。「SAP Leonardo Machine Learning Foundation」と「ABEJA Platform」を組み合わせた学習環境と実行環境の両方をワンストップで提供する。

 SAP Leonardo Machine Learning Foundationはモノのインターネット(IoT)、機械学習、ブロックチェーン、アナリティクスなどの技術の統合基盤。「ABEJA Platform」は、AIの継続的なインテグレーションに必要なパイプラインを包括的に提供するプラットフォームで、100社以上の運用実績がある。

 具体的な活用例としては、統合基幹業務システム(ERP)に格納されている設備関連データや稼働状況データと、ドローンの動画検査データ・音声情報・環境情報を組み合わせて分析し、最適な設備の予防保全を行うことなどが挙げられている。また、倉庫内の在庫・入出庫の傾向・売上情報、倉庫内人員の位置情報、カメラからの情報などから、入出庫の無人化やロボットの活用が可能になるなど、これまでできなかった業務内容が実現できるという。

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