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調査

企業幹部は5Gをどう見ているのか--アクセンチュア調査

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2019-03-11 07:30

 2月に開催された「MWC 2019」では5Gに関するニュースが矢継ぎ早に発表された。その内容は、折り畳み式のスマートフォンなどのフロントエンドデバイスから、ネットワーク機器、法人向けやスマートシティ向けなどのさまざまなサービスなど、多岐に渡った。しかし、決裁権を持っている企業の幹部は、5Gが自社の事業に与える影響(そもそも影響があるとして)について懐疑的だ。

 Accentureが10カ国の中規模から大規模の企業の役員1800人を対象として実施した調査によれば、回答者の半分以上が、4Gのネットワークではできず、5Gで実現できることは少ないと答えている。これは、企業の役員は5Gや5Gのビジネスに対する影響について、様子見しようとしていることを意味する。

 その一方で、回答者の37%は、5Gは通信速度と容量の面で革新的な変化がもたらされると期待している。

Accenture

 またAccentureは、企業は5Gの人口カバー率は高まり、5Gは競争の上で重要になると予想している。

 エンタープライズITの観点から見れば、企業の役員の5Gに対して過大に期待するような流れに乗っていないことには十分な理由がある。特に重要なポイントは次のようなものだ。

  • まだあまりデバイスが出回っていない。
  • 今後の仕事や生産性に影響を与えるようなユースケースがまだ固まっていない。
  • 5Gのネットワークはまだ十分に構築されておらず、どのような料金プランが設定されるかも明確ではない。
  • 回答者の36%は先行投資が5G導入の障害になっていると答えている。

 また企業役員の72%は、有効な5Gのユースケースを見つけるためには支援が必要だと答えている。ユースケースを生み出す上では通信事業者が重要な役割を果たすが、回答者の60%は、通信サービス企業は自社の業界に対する十分な知識を持っていないと考えている。

 業界単位で見ていくと、エネルギー業界の53%の回答者は、5Gは自社の事業に大きな影響を与えると回答している。その一方で、政府部門では5Gに対する意識が低く、回答者の59%は5Gの通信速度は4Gの10倍程度だと考えていた。

 企業の役員は5Gに対して懐疑的だが、ネットワークの構築は加速している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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