「Windows 7」のサポートが米国時間2020年1月14日に終了(EOS)した後、MicrosoftはWindows 7向けの「Microsoft Security Essentials」(MSE)の更新も停止する。
Windows 7向けの有償の延長セキュリティ更新プログラム「Extended Security Updates」(ESU)を購入した企業も、特別な待遇を受けることはできないため、別のウイルス対策アプリに切り替える必要がある。
ESUを購入した企業は、2020年1月14日以降も最大3年間、Windows 7セキュリティ更新プログラムを受け取ることができる。
12月に入って更新されたESUのFAQページで、MicrosoftはESUの一環としてMSEのサポートを継続する計画はないと述べた。
その理由について、MSEはWindows 7の一部ではなく、コアOSコンポーネントとはみなされていないからだとわれわれは説明を受けた。
「Windows XP」以降、Microsoftは無償のウイルス対策プログラムとしてMSEをユーザーに提供しているが、MSEは常に個別のダウンロードとして提供されてきた。
Microsoftが「Windows 8」でデフォルトのウイルス対策ソフトウェアとして「Windows Defender」を搭載し始めて以降、MSEは段階的に姿を消しているようだ。
最近では、MSEをインストールするユーザーもほとんどいないとみられる。Defenderは現在最も優れたウイルス対策製品の1つとみられており、MSEより強力であるためだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。