KDDIら、選手の滑走データを表示する映像を配信--ドローンやスマホを活用

NO BUDGET

2020-01-16 14:21

 白馬村観光局、KDDI、京セラ、Red Dot Drone(RDD)はFWTジャパンの協力のもと、1月18~25日に開催されるフリーライドスキー・スノーボード世界選手権「Freeride World Tour Hakuba Japan 2020」 において、滑走する選手の映像と、速度・高度・位置などのデータを組み合わせて大型モニターにリアルタイムで表示する。

大会映像の配信イメージ(報道発表社:KDDI)
大会映像の配信イメージ(報道発表社:KDDI)

 この取り組みでは、標高約2000メートルの雪山を4G(第4世代移動通信システム) LTEネットワークでカバーしながら、雪山を滑走する選手の位置情報を基にドローンが追跡・撮影した映像と、選手が持つ京セラ製スマートフォン「TORQUE G04」から取得された滑走データを組み合わせた映像を会場内の大型モニターに伝送する。大会の映像は、インターネットスポーツメディア「SPORTS BULL」や、国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局「J SPORTS」にも配信する。

大会映像配信のシステム構成図(報道発表社:KDDI)
大会映像配信のシステム構成図(報道発表社:KDDI)

 KDDIはライブ中継のための4G LTEによる通信環境整備や、「SPORTS BULL」「J SPORTS」における配信調整を行う。京セラは「TORQUE G04」の端末提供やセンサー情報 (速度・高度・位置)を取得する技術の面で協力する。RDDは、GPS情報に基づいてドローンが自動追跡する機能や、空撮した映像をリアルタイムにサーバーへ配信する機能を提供。FWTジャパンは、FWTのドローン撮影チームと合同で空撮映像を撮影する。

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