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マイクロソフトとFedExが提携、サプライチェーンや物流ネットワークの向上目指す

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-05-19 12:12

 MicrosoftとFedExは米国時間5月18日、アナリティクスの活用によるサプライチェーンの強化と配送時間の短縮に向けて顧客を支援していくための、複数年にわたる提携の締結を発表した。両社は共同の製品開発を含むコラボレーションを通じ、FedExの物流ネットワークからデータを収集し、「Microsoft Azure」クラウドを介して分析することになるという。

 両社は今回、最初の製品として「FedEx Surround」を発表した。これは商用サプライチェーンや、荷物の追跡で、リアルタイムのアナリティクスを実現する製品だ。またFedEx Surroundは、FedExのIoTテクノロジーを通じて大量のデータポイントを収集し、Microsoftの人工知能(AI)/機械学習(ML)システムを通じて分析する。

 背景にある考え方は、ニアリアルタイムデータから得られる洞察を通じて物流や在庫管理の精度を高めるとともに、荒天や自然災害、機材面での遅延、通関手続きの問題、配送先住所の誤記といった、配送の妨げとなる問題の予測で企業を支援するというものだ。

 FedExの最高経営責任者(CEO)Frederick Smith氏は「FedExは創業時からサプライチェーンのリイマジン(原点に立ち返って見つめ直すこと)を実践してきており、今回の提携で新たなレベルへと進化しようとしている」と述べ、「当社はMicrosoftとともに、テクノロジーの膨大な力と、われわれの大規模インフラを組み合わせることで、商取引の革新と、顧客のための次なる段階のネットワークを創出していく」と続けた。

 両社はAzureの顧客としてのFedExの位置付けを明確にしなかった。FedExはクラウドプロバイダーとしてAmazon Web Services(AWS)を利用していたが、両社の関係が現在も続いているかどうかは明らかではない。FedExとAmazonの物流パートナーとしての関係は、Amazonが独自の物流ネットワークの構築を推し進めているなか、2019年に解消されている。

 FedExとMicrosoftは今後数カ月をかけて、「Dynamics 365」を含む、Microsoftテクノロジーを活用した多くの製品を展開していく計画だ。FedEx Surroundの提供開始に関する情報は今夏に発表予定。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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