カウンター式店舗で洋服、靴の修理などを受け付けるビック・ママ(仙台市若林区)は6月22日、従業員のモチベーションを「LINE」で把握、天気図として可視化する「マインドウェザー」を発表した。従業員エンゲージメントを向上、離職率を低下させるという。
従業員のLINEに週1回、天気図とコメントで構成するアンケートを送信。管理者はアンケートサマリー画面から回答率、回答割合、気をつけるべき従業員などを一覧で可視化できるとしている。
LINEを活用してアンケート(出典:ビック・ママ)
画面で確認できる (出典:ビック・ママ)
正式リリース前から1000人以上のユーザーが活用。手軽に回答可能で、返信率は97%を超えたという。高頻度で実施し、いち早く変化を察知可能。質問のほか、部下から上司に対するフィードバック、匿名での投稿などが可能で、管理能力向上、会社の改善に貢献するという。
料金プランは1人当たり税別月額利用料300円の「BASIC」と、問い合わせが必要な「ENTERPRISE」の2種類。
全国70以上の店舗、300人以上の従業員が働くビック・ママでは、仕事の中心は「人」で、スタッフの離職を一番の課題としていたという。マインドウェザーを自社活用したところ、全従業員向けに実施する年に一度のアンケートと質、量ともにほぼ同等のコメントが得られたとしている。