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特集まとめ:高まるCISOの重要性

freee、フリーランスとの受発注効率化サービス--支払通知や会計処理を自動化

藤代格 (編集部)

2020-12-03 06:45

 「会計freee」「人事労務 freee」などを統合型クラウドERPとして提供するfreee(品川区)は12月2日、スモールビジネスの外注業務を効率化できるクラウドサービス「freee スマート受発注」を発表した。

 2019年12月からベータ版として提供していたサービスの正式リリースで、外注や業務委託を活用する企業の発注作業や請求書の回収を効率化。やりとりを一元化できるという。同日から登録無料で活用できる。

従来と活用時の工数イメージ(出典:freee)
従来と活用時の工数イメージ(出典:freee)

 人手不足の顕在化、副業解禁などで個人と企業の取引数が増加。同社でプロダクトマネージャー 執行役員を務める岡田悠氏は「2020年は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い“非対面”が増加し、働き方の多様化が進んだ。約半数の企業が副業、兼業を認めており、267万人と言われている副業人口はまだまだ増加している」と背景を説明。外部人材の活用が重要になりつつあると語る。

3つの課題を語る岡田氏(出典:freee)
3つの課題を語る岡田氏(出典:freee)

 一方、外部人材の活用には発注、請求といった面倒な事務手続きが発生。Excelやメールなどを活用する煩雑なやり取り、管理が多く、法令遵守違反が増えているという。

 「やり取りが煩雑になり、入金やその確認の漏れ、また下請法違反となる書類送付漏れなどが増えている。現場のやり取りが増えてブラックボックス化し、管理者が把握しきれていない」(岡田氏)。電子データ交換(EDI)などを活用する企業もあるがコスト感が大きく、リソースに限りがあるスモールビジネスで特に顕著な課題と説明する。

 スマート受発注を活用すれば、見積もりから発注、請求までを電子データでやり取り可能。

 支払通知の送信や会計処理など、発注者の“発注”以降の後工程を自動化できる機能もある。発注者となる企業、受注者となるフリーランス双方の転記、確認などの手間を削減できると説明する。

発注の後工程を自動化できる(出典:freee) 発注の後工程を自動化できる(出典:freee)
※クリックすると拡大画像が見られます

 下請法に準拠しつつ、見積書、発注書、発注請書、請求書、支払通知書の5種類の書類を自動作成。証憑や請求回収までの履歴も全て残るため、安心して取引できるという。

 会計freeeと連携すれば請求書をシームレスに登録可能。APIを公開しており、誰でも自由に外部システムとの連携を開発できるという。販売管理システムやビジネスインテリジェンス(BI)ツールへ発注状況のリアルタイムな取り込み、自社受発注システムへの組み込みなど、柔軟に活用できると説明する。

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