Microsoftが米国時間3月30日に更新した、Microsoft 365 Apps各プラットフォームに対する変更内容をまとめる。リリースノートによれば、Windowsデスクトップ版はWord、Outlook、Microsoft Teamsの機能を刷新した。
まず、Wordは音声入力で文章を作成する「ディクテーション」を正式サポート。日本語エンジンは本稿執筆時点ではプレビュー版ながらも、周辺の雑音やマイクの音声に気を配れば、ある程度の品質で音声入力を行える。
Wordは以前から音声入力機能を備えてきたが、ディクテーションによる日本語音声によるコマンド入力は限定的だ。なお、ウェブ版Wordはさらに話者を聞き分けて議事録などを作成する「トランスクリプト」も備える。

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WordとOutlookには、文章の予測入力機能を新たに実装した。ただし、対応言語はいつもどおり英語のみ。日本語環境で英文を入力しても動作しなかった。