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マイクロソフト「Lists」、「Microsoftアカウント」版のプレビュー公開

Mary Jo Foley (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2022-02-01 14:28

 「Microsoft Lists」アプリは「Office 365」「Microsoft 365」のサブスクリプションの一部となっている。しかしMicrosoftは米国時間1月31日、サブスクリプションなしでもListsを使える新たな方法を導入した。Microsoft Listsのテスト版「Microsoft Lists – MSA Preview」だ。

提供:Microsoft
提供:Microsoft

 Microsoftは、Microsoft Lists – MSA Previewについて、「小規模事業者や個人向けに設計されたMicrosoft Listsアプリの軽量版であり、Microsoftアカウント(MSA)で利用できる」と説明している。MSA Previewはオンラインのみで利用可能だ。使用時はまずlists.live.comでサインインする。無料で利用できるのは、当面20万のMSAアカウントに限定される。

 この新しいListsのプレビュー版は、基本的に小規模事業者向けとなっているが、Microsoftは「Microsoft Teams」のコンシューマー版でも実現しようとしたように、Listsも個人ユーザーに広めたいと考えているようだ。

 ListsのMSA Previewにサインインすると、次のような説明が表示される。「チームや友人、家族と一緒に、作業の追跡、情報のリレー、データの視覚化を1カ所で」。そして、ユーザーは「さまざまなテンプレートから作成、既存の『Excel』ファイルから変換、あるいは白紙からスタート」できると表示される。さらに、この新しいListsを利用して、「ギャラリーに情報を表示したり、カレンダーで作業の進捗を追跡したり」することも可能だとされている。

 Microsoftは、Microsoft Lists – MSA Previewのユースケースとして、求人への応募、新人研修、慈善団体への寄付、レシピやメニュー、贈り物リスト、読書会、ワインやアートのコレクションなどの管理を提案している。

 今回提供されるプレビュー版は、「iOS」や「Android」版の「Microsoft Lists」のほか、「Microsoft Teams personal」「Microsoft Teams Essentials」ではまだ利用できない。プレビュー版では、ユーザーが作成できるリストの上限は50個、1リスト当たりのアイテム数は最大2000個、1つのリストに保存できるファイル、動画、画像は200MBまでとなっている。

 Microsoftが投稿した新しいListsのプレビュー版に関するブログ記事には、「MetaOS」という言葉は登場しないが、この戦略がMetaOSと関わっていることは間違いないだろうと筆者は考えている。情報筋によれば、MicrosoftはMetaOSの特徴として、人に焦点を合わせ、特定のデバイスに縛られないことを挙げている。

 Microsoftは騰訊(テンセント)が展開する「WeChat」のソーシャルや決済モバイルサービスを意識している側面があるのではないかと情報筋は指摘する。Microsoftは、メッセージング、音声と動画、デジタル決済、ゲーム、ドキュメントやニュースのカスタムフィードなど、仕事と遊びのためのサービスをまとめた単一のモバイルプラットフォームを構築しようとしているようだ。

 MetaOSについては、筆者が2020年の記事でも伝えたように、Microsoftは複数の製品やサービスで使える共通のInboxアプリとコントロールのセットを作ろうとしているとみられる。このセットには「Planner」「Stream」「Task」「Lists」「Files」「Whiteboard」「Notes」(「OneNote」「Sticky Notes」)といった製品に加えて、分析、学習、履歴、ダウンロードといった機能が含まれる可能性がある。

 Microsoftは、MetaOS技術をベースにしたハブも構築しているようだ。こうしたハブにはTeamsのほか、「Windows」、簡易版のOfficeモバイルアプリ(Office.com、コード名:Union)、「Outlook」、「Edge」と「Bing」などが含まれるとみられる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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