シスコシステムズは4月21日、国内の中堅中小企業のセキュリティ対策を支援するセンターを設置して、対策を支援する取り組み「シスコ サイバーセキュリティ対策支援プログラム」の提供を開始した。
同社は、企業規模を問わずセキュリティ対策の重要性がより高まる中で、特に中堅中小企業はかつてないほどサイバー攻撃の脅威にさらされていると説明。対策実施が喫緊の課題だとして支援センターを整備したという。
支援プログラムでは、センターがセキュリティ対策に関する各種相談に対応し、無償でセキュリティ対策ガイド資料やクラウドセキュリティソフトウェアのトライアルを提供する。また、同社のセキュリティ認定パートナー企業と連携して、支援を希望する中堅中小企業での通信のセキュリティ状態を調査する「セキュリティヘルスチェック」(一部有償)やセキュリティ対策費用の概算見積もりなども行う。
支援を利用できるのは従業員1000人程度までの企業で、利用申し込みは9月30日まで。利用企業の希望に応じて支援期間を延長する場合もあるという。