NTT東、業務フロー全体の自動化で「Pega Platform」を採用--既存RPAとの連携が可能に

NO BUDGET

2022-06-06 09:37

 NTT東日本は、業務フロー全体の自動化に向けて「Pega Platform」を採用した。ぺガジャパンが6月2日に発表した。

 NTT東日本はこれまで、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)ツール「WinActor」を導入し、顧客接点での自動化を進めてきたが、次のステップとして、受注から各担当部門への手配に至る業務フロー全体を自動化するシステムを目指していた。

 Pega Platformは、ローコードで迅速な開発が可能なプラットフォーム。開発期間を大幅に短縮でき、実装後も新しい機能を柔軟に追加できる。また同製品を活用することで、直感的で利用者にやさしい操作画面を設計でき、API連携によって社内のさまざまなシステムをつなぐことで、業務フローをエンドツーエンドで自動化できる。

 さらに同製品で開発したアプリには共通部品が多く、部品構成がほぼ同じなら設定値を変えるだけで別の業務への応用が可能だ。

 NTT東日本は、1つのアプリを基に約50に上るバックヤード業務のほぼすべてを自動化させ、業務間の連携をわずか3カ月で完了させたという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]