「Windows 11」最新プレビュー、「カメラ」などメディア関連アプリを強化

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-07-14 13:24

 Microsoftは米国時間7月13日、「Windows 11」の「カメラ」「Media Player」「映画&テレビ」アプリのアップデートを「Windows Insider」プログラムのDevチャネル向けに順次提供していくと発表した。

カメラアプリのダークモード
カメラアプリのダークモード
提供:Microsoft

 アップデートされたカメラアプリ(バージョン2022.2206.2.0)では、写真、動画、文書、ホワイトボードのキャプチャーモードに加えて、QRコードとバーコードのスキャンが可能になった。カメラアプリのユーザーインターフェース(UI)も、よりWindows 11らしさが感じられるよう強化されているという。

 アップデートされたMedia Playerアプリ(バージョン11.2206.30.0)は、AAC形式やWMA形式、FLAC形式、ALAC形式によるCDのリッピングに対応した。なお、CDの再生機能は3月に導入されていた。また同社は、映画&テレビアプリ(バージョン10.22061以降)のアップデートも順次提供していく。これによりArm64デバイスを利用するユーザーのエクスペリエンスが強化される。そして同社はこのアップデートに伴って、動画ファイルタイプの関連付けを映画&テレビからMedia Playerに移行する。その影響は、既に映画&テレビに関連付けられているファイルタイプのみに限定され、同アプリを最初に開いた際に移行が実行される。

 またMicrosoftは同日、Windows 11のDevチャネルでWindows Insiderのテスターに向け、新たなプレビュービルド「Build 25158」をリリースした。今回のビルドでは、ウィジェットの通知バッジが追加されている。さらにWindowsデスクトップからは、「軽量のインタラクティブコンテンツ」が削除されている(筆者は、Windowsデスクトップ上への検索バーの追加が中止されるものと受け取っている)。同社は、さまざまなテスターに向けて新たな複数の選択肢を提供することで、タスクバーに検索機能を表示する複数の方法をテストしていくとしている。

 Build 25158には多くの修正やアップデートが含まれている。また、このバージョンのISOファイルも希望するテスターに対して提供されている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]