Microsoftは米国時間7月13日、「Windows 11」の「カメラ」「Media Player」「映画&テレビ」アプリのアップデートを「Windows Insider」プログラムのDevチャネル向けに順次提供していくと発表した。
カメラアプリのダークモード
提供:Microsoft
アップデートされたカメラアプリ(バージョン2022.2206.2.0)では、写真、動画、文書、ホワイトボードのキャプチャーモードに加えて、QRコードとバーコードのスキャンが可能になった。カメラアプリのユーザーインターフェース(UI)も、よりWindows 11らしさが感じられるよう強化されているという。
アップデートされたMedia Playerアプリ(バージョン11.2206.30.0)は、AAC形式やWMA形式、FLAC形式、ALAC形式によるCDのリッピングに対応した。なお、CDの再生機能は3月に導入されていた。また同社は、映画&テレビアプリ(バージョン10.22061以降)のアップデートも順次提供していく。これによりArm64デバイスを利用するユーザーのエクスペリエンスが強化される。そして同社はこのアップデートに伴って、動画ファイルタイプの関連付けを映画&テレビからMedia Playerに移行する。その影響は、既に映画&テレビに関連付けられているファイルタイプのみに限定され、同アプリを最初に開いた際に移行が実行される。
またMicrosoftは同日、Windows 11のDevチャネルでWindows Insiderのテスターに向け、新たなプレビュービルド「Build 25158」をリリースした。今回のビルドでは、ウィジェットの通知バッジが追加されている。さらにWindowsデスクトップからは、「軽量のインタラクティブコンテンツ」が削除されている(筆者は、Windowsデスクトップ上への検索バーの追加が中止されるものと受け取っている)。同社は、さまざまなテスターに向けて新たな複数の選択肢を提供することで、タスクバーに検索機能を表示する複数の方法をテストしていくとしている。
Build 25158には多くの修正やアップデートが含まれている。また、このバージョンのISOファイルも希望するテスターに対して提供されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。