CTC、EX管理ツールでエンゲージメント向上--データドリブンな人事施策を実現

NO BUDGET

2022-12-06 12:29

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」を利用し、従業員エンゲージメントの向上で成果を上げているという。クアルトリクスが発表した。

 2022年にクアルトリクスのパートナーとなったCTCは、以前からEmployeeXM を導入し、全社を対象にサーベイを実施して人事施策に生かす取り組みを行ってきた。コロナ禍で社会的な不安が広がる中、従業員が安心して働ける環境を支える人事施策をデータに基づいて推進したいという思いもあったそうだ。

 CTCはXM Platformを活用し、年に計4回実施されるサーベイで従業員の声を収集している。初回の調査では、社内コミュニケーションや上司・部下の関係性といったスコアは比較的高かった一方、「経営陣からのメッセージ伝達」には改善の余地があるという結果が出た。役職や年代などのフィルターを利用してデータを分析した結果、「会社規模が大きくなってから入社した従業員は、経営層との距離を遠く感じる傾向にあるのではないか」という仮説が導き出された。

 そこで、経営層が従業員に直接語りかける「全社タウンホールミーティング」を月に1回のペースで開催。可能な限り広い層の従業員に参加してもらえるように工夫を重ねた結果、経営層とのコミュニケーションに関するスコアも改善された。また、定期的に全社向けサーベイを実施することで、会社や組織としての傾向が明確化し、優先して取り組むべき課題が明らかになったという。

 CTC 人事総務室 人材戦略部 人材開発課 課長の細辻享子氏は「例えば『中堅社員の離職率が高い』というデータのみが存在し、その背景にある理由が不明瞭である場合、有効な施策を考えることは非常に困難である。クアルトリクスのXM Platformを利用してデータをさまざまな角度から分析し、どのような背景から不満や不安が生じているのかを把握することで、データに基づいた有効な施策を打ち出せる環境が整った。自社の強みや改善のポイントが具体的に提示されることで、従業員エンゲージメントの重要性が再認識され、改善に積極的に取り組もうという姿勢が生まれてきたと思う」とコメントしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]