契約審査プラットフォーム「LegalForce」、自動レビュー機能がシステム保守契約に対応

河部恭紀 (編集部)

2023-02-28 14:46

 LegalOn Technologiesは2月28日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」の自動レビュー機能がシステム保守契約に対応したと発表した。

 システム保守契約は、情報処理システムを利用するユーザーが、ベンダーに対して、当該システムの使用に際しての問い合わせ対応や、本番運用後に問題が発生した場合の原因調査・復旧などの保守に関する業務を委託する際に締結する契約。

 システム保守契約では、保守業務の内容、委託料の取り決め、保守業務の対応時間・方法、契約終了(中途解約や更新拒絶)の制限など、この類型特有のチェックポイントを踏まえて契約を審査する必要があるため、一定の習熟が求められる。

 LegalForceがシステム保守契約の自動レビューに対応したことで、システムの保守を委託する事業者、システムの保守を受託するベンダーそれぞれの立場から、抜け漏れや見落としのない契約審査業務の支援が可能となる。

 LegalForceでは、ソフトウェアの開発を委託する際に締結するソフトウェア開発委託契約を自動レビュー可能な類型として提供済み。システム保守契約の自動レビューに対応したことで、開発から保守までトータルで契約審査を支援する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]