LegalOn Technologiesは2月28日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」の自動レビュー機能がシステム保守契約に対応したと発表した。
システム保守契約は、情報処理システムを利用するユーザーが、ベンダーに対して、当該システムの使用に際しての問い合わせ対応や、本番運用後に問題が発生した場合の原因調査・復旧などの保守に関する業務を委託する際に締結する契約。
システム保守契約では、保守業務の内容、委託料の取り決め、保守業務の対応時間・方法、契約終了(中途解約や更新拒絶)の制限など、この類型特有のチェックポイントを踏まえて契約を審査する必要があるため、一定の習熟が求められる。
LegalForceがシステム保守契約の自動レビューに対応したことで、システムの保守を委託する事業者、システムの保守を受託するベンダーそれぞれの立場から、抜け漏れや見落としのない契約審査業務の支援が可能となる。
LegalForceでは、ソフトウェアの開発を委託する際に締結するソフトウェア開発委託契約を自動レビュー可能な類型として提供済み。システム保守契約の自動レビューに対応したことで、開発から保守までトータルで契約審査を支援する。