三菱電機は6月15日、ERPパッケージ「mySAP ERP2004」の短期導入のための導入支援テンプレート「MELEBUS(メリーバス)」シリーズのラインアップを拡充、9月1日から順次出荷すると発表した。
今回追加されたのは、加工型製造業向け「MELEBUS−mfg」および会計業務向け「MELEBUS−acct」の2種類。業態や導入目的に合わせたパラメーターが設定されており、ERPパッケージ導入にあたっての期間短縮や費用削減を実現する。
MELEBUS−mfgは見込生産・受注生産など6つの生産方式に対応しており、日本特有の有償支給や渡り外注などの業務シナリオが容易に導入できる。税込価格は1575万円で、9月1日に出荷予定となっている。MELEBUS−accはMELEBUS−mfgの会計部分を基に機能を充実させ、キャッシュフロー管理業務など会計業務に特化している。税込価格は525万円で11月1日に出荷予定だ。価格にはそれぞれ、「mySAP ERP2004」を構成する製品群のライセンスや導入支援費用は含まれていない。
同社はMELEBUSシリーズとして3年間で50セットの販売目標を掲げている。