イーズ・コミュニケーションズは10月5日、アクセス管理機能を備えた分散データアクセス・ソフトウェア「InfoUnity MONO 1.2」の新版の販売を開始した。InfoUnityは分散する異なる種類のデータベースへのアクセスを仮想的に実現する。
最新版となる「InfoUnity MONO 1.2」では管理ツール「InfoUnity Manager」のリモート化に対応している。旧版ではローカルにある仮想のデータベース・サーバとして動作する「InfoUnity Server」のみを管理する仕様だった。新版では、別のマシン上で動作するInfoUnity Serverの管理が可能となり、システム管理者の運用管理の手間が低減されている。
また、接続元データソースのカラムに設定されたキー属性を認識できるようになり、「Microsoft Access」のリンクテーブルを使用してInfoUnity MONO上でレコードの更新が可能となった。そのほか、「Microsoft Excel」から「InfoUnity MONO」に直接接続してデータを利用できるExcelアドイン「InfoUnity Viewer for Excel」もオプションで提供される。
価格は、クライアントライセンス不要の「プロセッサライセンス」が1CPUあたり税別で200万円、小・中規模導入に最適な「サーバーライセンス」が1サーバ(10クライアントライセンス付き)あたり税別で98万円となっている。