電通国際情報サービス、Seasar2の商用サポート開始--不具合修正も提供

田中好伸(編集部) 2005年11月08日 16時56分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 電通国際情報サービス(ISID)は11月8日、Java開発用フレームワーク「Seasar2」の商用サポートサービスを開始した。

 商用サポートサービスは、J2EEが稼働するプラットフォームを対象に、Seasar2についての技術的な問い合わせへの回答だけでなく、不具合の調査・修正・修正版ソフトも有償で提供される。問い合わせに対する回答や不具合の修正を1インシデントとして、年間5インシデントで税別価格30万円、年間20インシデントで同60万円となっている。

 Seasar2は、日本で生まれたオープンソース・ソフトであり、オープンソース・コミュニティであるSeasarファウンデーションが開発している。10月末時点での累積ダウンロード数は10万を超え、11月末には主要ドキュメントの英語化が完了する予定。

 開発にはISID社員の比嘉康雄氏がチーフコミッタとして携わっている。ISIDでは、サポートサービスを提供していくことにあたり、Seasarファウンデーションと密なコミュニケーションを取りながら進められるとしている。

 Seasar2は、「依存性注入」(Dependency Injection、DI)や「アスペクト指向プログラミング」(Aspect Oriented Programming、AOP)と呼ばれる技術を用いたJ2EE開発を実現し、システム開発の効率化・最適化が可能になる。DIやAOPを利用すると、メンテナンス性や品質の向上、開発期間の短縮、再利用性の向上などが図れるという。

 ISIDでもSeasar2を製品の開発プロジェクトで利用、開発生産性を向上させることに成功している。同社は社内での実績を踏まえ、有償サポートで企業ユーザーやソフトウェアベンダーのシステム開発効率化を支援していく。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
開発

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算