米Barracuda Networksは12月16日、同社の迷惑メール(スパム)対策ファイアウォールアプライアンス「Barracuda Spam Firewall」のファームウェアの新版を日本市場でリリースした。
新版ファームウェアとなる3.3が適用できるのは、Barracuda Spam Firewallの全製品。ベイジアン解析手法が拡張されたほか、リアルタイムインテント解析、アウトバウンドフィルタリング機能が新たに提供された。アウトバウンドフィルタリング機能が統合され、インバウンド/アウトバウンド両方のメールに対して協力なスパムフィルタリングを行うことができるとしている。
ベイジアン解析は、学習精度を向上させるためにデータベースに対して新しいベイジアンアルゴリズムを採用したほか、Microsoft OutlookとLotus Notesに対応した新しいプラグインが提供された。
このほか、LDAPに関するセキュリティ強化とメール配信状況の表示、隔離エリアメッセージ保持期間ポリシーの設定などの機能が追加されている。