日本ユニシスは2月23日、同社の開発手法「LUCINA for .NET」において「Microsoft Visual Studio 2005 Team System」をサポートすることを発表。同社の開発プロジェクトでの適用を開始したと発表した。
LUCINA for .NETは、.NET向けシステム開発で蓄積された日本ユニシスのノウハウを体系化した開発手法。今回ののVisual Studio 2005 Team Systemへの対応では、Visual Studio 2005 Team Systemが提供する最新技術を最大限に活用可能にするソフトウェアアーキテクチャを策定し、開発生産性を高めることができるという。
日本ユニシスではまた、今後マイクロソフトからリリースされる「Microsoft Visual Studio 2005 Team Foundation Server」にも対応させる予定。Visual Studio 2005 Team Foundation Serverへの対応では、ライフサイクル管理機能に基づく開発プロセスを定義し、自動化された開発プロセスを採用することで、プロジェクト全体を効率良く管理できるようになる。
さらに、日本ユニシスグループにおいてシステムサービスを担う日本ユニシス・ソリューションは、マイクロソフトとVisual Studio 2005 Team System with MSDN Subscriptionのライセンス包括契約を締結。この契約により、Visual Studio 2005 Team SystemとVisual Studio 2005 Team Foundation Serverに対応したLUCINA for .NETに基づく開発を実施する予定だ。
このような取り組みにより、日本ユニシスは2006年度からの3年間で約200社へのLUCINA for .NETの提供を目指している。