ウイングアーク テクノロジーズは8月2日、帳票/業務文書のインターネット管理システム「StraForm-X」シリーズに、新たなサーバ用ソフト「HP-UX版StraFormサーバ基本モジュール」を追加し、同日より出荷開始すると発表した。サーバ上に、HTML形式で帳票/業務文書の記入用フォームを構築し、記入されたデータをXML化して保存する製品。基幹システムにHP-UXを採用する企業などに向ける。
StraForm-Xは、既存の帳票や業務文書をもとにHTML形式のフォームを設計するクライアント用ソフト「StraForm-Xデザイナ」と、設計したフォームを運用するサーバ用ソフト「StraForm-Xサーバ」で構成される。
StraForm-Xサーバは、これまでWindows版、Linux版、AIX版を出荷している。今回エンタープライズ市場で多く導入されているHP-UX版を出荷することで、「より幅広い選択肢を提供し、顧客からのさまざまな要望に対応する」(同社)という。
新製品の動作環境は、対応OSが「HP-UX11i Ver2」で、容量512Mバイト以上(1Gバイト以上推奨)のメモリーと、空き容量100Mバイト以上のハードディスク装置を必要とする。対応アプリケーションサーバは「IBM WebSphere」または「Tomcat」。対応ウェブブラウザはInternet Explorer。標準価格は税別40万円から。なお、クライアント用ソフトであるStraForm-Xデザイナの対応OSは、Windows 2000 Professional/XP Professional。