IDSシェアー・ジャパンは8月22日、内部統制支援コンサルティング分野においてキヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)と提携したと発表した。これにより、キヤノンMJはコンサルティングパートナーとなり、IDSシェアーの内部統制管理ツール「ARIS Audit Manager」などに対応したコンサルティングサービスの提供を開始する。
ARIS Audit Managerは、内部統制の視点で業務プロセスを可視化することで、継続的な管理を可能とするツール。IDSシェアーは「キヤノンMJがIDSシェアーのプロセス指向の考え方と、内部統制対応におけるARISの実績に着目し、今回の採用を決定した」としている。
キヤノンMJは、8月1日に専門部署を設置するなど、内部統制支援コンサルティングに本格的に取り組んでいくための体制を整えたという。両社は、セミナー共催などマーケティング活動でも協力する。さらに、2006年中のディストリビューションパートナー契約締結に向けて準備も進めている。