沖電気工業(篠塚勝正社長)は、IP電話とモバイル機能を備えたビジネスホンを中国市場で発売した。販売とサポートは、北京にある販売統括会社の日沖商業(北京)有限公司が行う。
今回、中国市場で発売した製品は、「IPstage MX」「IPstage SX」。ともに、ソフトフォンやマルチキーテレホンIPなどのIP端末に加え、デジタル多機能電話機やアナログ電話機の収容が可能。無線LAN機能搭載の電話機にも対応する予定。
また、TV会議やアプリケーション共有などの機能を備えた「Com@WILLソフトフォン」を収容する。加えて、USBメモリによりシステムデータのバックアップが可能で、ウェブブラウザを使って各種設定が可能なブラウザ保守機能などを備える。
さらに、高品位な音声・映像を実現する最新技術「eおと」と「eえいぞう」も搭載。従来のビジネスホン機能と経済性を継承しつつ、100人以下のオフィスで本格的なIPテレフォニーシステムの構築ができる。
沖電気ではパートナー向け総合支援スキームとして「Partner'sNet」も展開。個人ごとにパーソナライズされたウェブポータルと応答対応や教育などの技術支援を行うカスタマサポートセンターを設け、きめ細かくパートナーの活動を支援する。