チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2月6日、UTM(統合脅威管理)アプライアンスの新ラインアップ「UTM-1」を発表した。
UTM-1は、中規模環境および大規模企業の支社・支店環境向けアプライアンス。スパイウェアやウイルス、ネットワーク攻撃などの悪意あるネット上の脅威に対するマルチレイヤの防御機能を提供する。
今回発表されたアプライアンスは、ステートフル・インスペクション・ファイアウォール、IPSec VPN、ゲートウェイ・アンチウイルス、アンチスパイウェア、侵入防御など統合された各種のセキュリティ技術を通じて従来型の脅威に対する防御機能を提供する。
またVoIPやインスタントメッセンジャー、PtoPネットワークに対するセキュリティ機能、革新的なウェブアプリケーションファイアウォールを搭載することで、ウェブサーバも保護する。
UTM-1に組み込まれ、セキュリティの統合管理を実現するCheck Point SmartCenterにより、ハードやソフトを追加導入することなくセキュリティ環境を集中管理できる。さらに、柔軟なリモートアクセスクライアントによる接続を実現するために、SSL-VPN機能の統合や、ネットワークインフラの状態に対する可視性を大幅に向上させるための包括的な監視機能、レポーティング機能も備えている。