野村総合研究所(NRI)は4月5日、さまざまな紙の書類を電子化して一元管理できるシステム「ILF2007」の販売を開始した。
同システムは、多様な電子文書の形式を統一して管理可能とするシステム「ILF Powered/Ex」と、電子文書の一元管理ソリューション「PowerBinder」の機能を統合したもの。ウェブブラウザから管理対象の文書を閲覧できるため、専用の表示アプリケーションは必要ない。
文書やフォルダにさまざまなアクセス権を設定し、参照/更新/削除/登録/印刷/ダウンロード/情報抽出などの操作を制限できる。アクセス履歴も管理可能なことから、NRIは「情報漏えいなどのセキュリティ課題や内部統制の推進にも対応している」と述べる。
ファイル共有機能、各種コンバータ、ユーティリティなども用意しており、ほかのシステムと組み合わせた運用も行えるという。