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記事集:クラウドのネットワーク監視

業界タイムマシン19XX--Trip3:いにしえの国内標準機、PC-9800シリーズ - 6/6

大河原克行

2007-06-01 08:04

……ようこそ、「業界タイムマシン」のコックピットへ。私は、ナビゲーターの大河原克行です。このコーナーでは毎回、IT業界の歴史を、当時の写真を交えながらご紹介していきます。今回のテーマは「いにしえの国内標準機、PC-9800シリーズ」です。
 1982年10月に登場したPC-9800シリーズは、日本を代表するパーソナルコンピュータであり、当時から「国民機」という呼ばれ方もされていました。パソコンの普及期においては、数々の98包囲網と呼ばれる対抗勢力を退け、市場シェア7割を超える圧倒的な地位を獲得していました。しかし、Windows 95を境にした国際標準への流れのなかで、国内標準だったPC-9800シリーズの「ガリバー神話」は崩れていきます。PC-9800シリーズの歴史のひと幕を、写真とともに振り返ってみます。
 それではこれから、あなたをIT業界の過去へと誘います……。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)
 NECが「低価格宣言」と銘打って、1995年1月に投入したのが、「98FELLOW」だ。本体価格9万8000円を最下位製品とした4モデルを投入。香港での生産や、基板を香港から、コネクタは台湾、ケーブルは中国・台湾、水晶発振器は台湾で調達するなど、海外部品調達比率を約95%まで引き上げるなどのコストダウン戦略の結果、投入したものだ。マニュアル制作も、日本で版下を作成し、中国で印刷するという徹底ぶりだった。1992年のコンパックショックに端を発した外資系PCメーカーの低価格攻勢が年々勢いをつけており、NEC製PCの高価格ぶりが指摘されていた時期でもあった。会見では、当時取締役だった高山氏(右)が、「近年の低価格競争においても、満足できるものをお客様に提供する製品」とコメント、パーソナルコンピュータ販売推進本部長を務めていた富田克一氏(左、現ソフトバンクモバイル副社長)も、「PC-9800シリーズは決して高くない。それを証明してみせる」と強気の姿勢を見せた。同製品は、発売1か月で3万4000台を出荷する人気製品となった。
……さて、今回の「業界タイムマシン」の旅はいかがでしたか。次回のタイムトリップでもご一緒できることを楽しみにしています。
 ナビゲーターは大河原克行でした。

 NECが「低価格宣言」と銘打って、1995年1月に投入したのが、「98FELLOW」だ。本体価格9万8000円を最下位製品とした4モデルを投入。香港での生産や、基板を香港から、コネクタは台湾、ケーブルは中国・台湾、水晶発振器は台湾で調達するなど、海外部品調達比率を約95%まで引き上げるなどのコストダウン戦略の結果、投入したものだ。マニュアル制作も、日本で版下を作成し、中国で印刷するという徹底ぶりだった。1992年のコンパックショックに端を発した外資系PCメーカーの低価格攻勢が年々勢いをつけており、NEC製PCの高価格ぶりが指摘されていた時期でもあった。会見では、当時取締役だった高山氏(右)が、「近年の低価格競争においても、満足できるものをお客様に提供する製品」とコメント、パーソナルコンピュータ販売推進本部長を務めていた富田克一氏(左、現ソフトバンクモバイル副社長)も、「PC-9800シリーズは決して高くない。それを証明してみせる」と強気の姿勢を見せた。同製品は、発売1か月で3万4000台を出荷する人気製品となった。

……さて、今回の「業界タイムマシン」の旅はいかがでしたか。次回のタイムトリップでもご一緒できることを楽しみにしています。

 ナビゲーターは大河原克行でした。

写真提供:大河原克行

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