マカフィーは11月6日、企業で使用されている複数ベンダーのセキュリティと法令順守(コンプライアンス)製品の一括管理を実現する管理ツールの最新版として「ePolicy Orchestrator 4.0(ePO)」を発表、11月12日から発売する。
ePO 4.0は、企業のすべてのクライアントPCとサーバを含む、ネットワークセキュリティ、データセキュリティ、エンドポイントセキュリティの管理を統合した、業界初のコンソールになるという。現実、仮想の両システムと連係でき、高いスケーラビリティを実現している。強力なレポーティング機能、監査機能、カスタマイズ可能なウェブベースのコンソールも搭載した。
セキュリティとコンプライアンスを統合することで、ePOの導入でセキュリティ業務コストを62%削減でき、ePOの導入企業は、導入しない企業と比較して、管理者を44%減らすことができたという。また、ネットワーク管理の時間も37%短縮。新版では、ユーザーインターフェースの向上や管理対象製品の拡充、Microsoft Active Directoryとの同期、レポートの自動化、管理者ごとのアクセス権設定などの機能が追加されている。