MindManagerで「見える化」実践! スマートなプロジェクト管理(3)--仲間と仕事の地図を共有しよう! - (page 3)

渡邉安夫(シンプル・ビジョン)

2007-11-12 08:00

活用ポイント(1):仕事をブレークダウンする

■仕事情報の定義

 MindManagerに展開された任意のトピックに、優先度、開始日、期限、達成率、期間、リソースといった仕事属性を定義することができる。また、ここで定義された情報は、「Microsoft Project」にエクスポートする際に、ガントチャート生成情報としても利用される。

 この機能を使う時はメニューから「ホーム」→「仕事情報」の順で、タブを選択する。

03-02 仕事情報の定義画面。
03-03 定義した仕事情報は、マップのトピック下部に表示される。(画像をクリックすると拡大表示します)

■依存関係(リレーションシップ)の定義

 通常、プロジェクト活動における仕事は単独で存在することは少なく、あるタスクが別のタスクと従属関係を持っているケースが多い。「このタスクを終了したら、次のタスクを開始する」といった関係を、MindManagerのリレーションシップ機能を使うことで視覚化し、関係付けることができる。さらに、この関係は「Microsoft Project」にエクスポートする際に、タスク従属関係として表現される。

 この機能を使うときはメニューの「ホーム」または「挿入」から「リレーションシップ」を選択する。

03-04 「リレーションシップ」機能を使うと、仕事の従属関係や依存関係を視覚化できる。(画像をクリックすると拡大表示します)

■タスク番号の自動採番

 MindManagerの自動ナンバリング機能によって、展開された活動項目にタスク番号を割り当てることができる。自動採番されたタスク番号は、住所の番地のように特定のタスクを番号で特定するために使える。タスク管理の際に助かる機能だ。ただし、トピックの移動や削除によってタスク番号は自動更新される。採番のタイミングには注意が必要だ。

 この機能を使うときは、メニューの「書式」から「番号設定」を選択する。

03-05 「番号設定」機能を使うと、ブレークダウンした活動項目に自動的に番号を振ることができる。写真では、上位から3階層までのタスク情報に自動的に番号が振られている。(画像をクリックすると拡大表示します)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]