マイクロソフト、同社初のコンテナ型データセンターを建設する計画を発表

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008年04月03日 04時02分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 MicrosoftのWindows Live Coreチームの花形アーキテクトのひとりであるJames Hamilton氏は、モジュラーデータセンターのコンテナをデータセンター建設に採用することの主唱者である。

 米国時間4月1日、Microsoftは公に完全にコンテナ化された生産データセンターを建設する計画を発表した。同社はこの発表をData Center Worldショーで明らかにした。Microsoftのコンテナ型データセンター設備はシカゴ地域(イリノイ州、ノースレイク)に置かれる予定である。

 Hamilton氏はMicrosoftの発表を同氏の社外ブログにおいて詳説している:

 「Microsoftのシカゴ設備は2フロアで設計されており、1階はコンテナ化されたデザインで150〜220の40フィートのコンテナを収容する。各コンテナには1000〜2000台のサーバが収容できる。シカゴの設備は大規模であり、Mike(Manos氏、Microsoft Global Foundations Data Centerチームを率いる)はローエンドなら15万のサーバを、ハイエンドなら44万のサーバを運用できると述べている。サーバ1台あたり200ワットと想定すれば、クリティカルロード(限界負荷量)はコンテナ化されたデータセンターの半分について30メガワットから88メガワットで運用されるだろう。PUE(電力使用効率)が1.5と想定すると、データセンターのコンテナ化された部分の総負荷量は45メガワットから132メガワットの間と推定できる。これはかなり大きな設備である。」

 このような輸送コンテナ型のデータセンターの形態をテストしているのはMicrosoftだけではないと、Hamilton氏は指摘している。Rackable SystemsとSun Microsystemsは同様のソリューションを発表しており、Rackableは1000台以上のサーバが収容されていた最初の生産コンテナを出荷したとHamilton氏はいう。他にコンテナ型モジュラーデータセンターのソリューションを提供しているベンダーとしては、IBM、Dell、VerariがあるとHamilton氏はブログで述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算