仮想化ってなに? Google Magicのトリックを考える - (page 3)

エリック松永 2008年10月24日 16時30分

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 いろんな種類の脳(サーバ)がありますね。大きいものもあれば小さいものもある、あれ?英語を話す脳もあれば日本語を話している脳もあります。居眠りしている脳もありますね。そう、現在の典型的な企業システムを、脳にたとえるとこんな感じです。どんなに優秀でも言語が違えば会話は出来ませんし、せっかく大きな脳であっても眠っていては役には立ちません。しかし、あまりに膨大な数の脳が存在するため、脳の状況がどうなっているのかすら管理できない。ある調査によれば脳の稼働率は下手をすれば20%台というショッキングなデータがあるくらい、実際には脳の稼働率は高くはありません。勿体ないですよね。情報を蓄積する貯蔵庫も、ばらばらでは管理も大変ですし、それぞれの貯蔵庫にバッファーをもっていては、貯蔵庫の数は増え、また管理が大変になってしまします。

 実はMr.Googleは仮想化技術というテクニックを駆使して皆さんの会社では出来なかったようなマジックをしているのです。まず仮想化の基本的な考えかたを理解しましょう。また簡単な図でイメージしましょう。

 仮想化技術を使った脳(サーバ)の場合、それぞれの能力が一つの脳として機能します。難しい言い方をすればストレージとCPUを仮想的に一つの巨大スーパーコンピュータとして機能させることが出来るのです。上のイメージで説明すると、入力や出力の制限はなく、貯蔵庫も仮想的に巨大な1つの貯蔵庫に収納しますので出し入れが簡単です。さらに演算や制御の能力は、眠っている脳とアップアップの脳を存在させてしまう既存の考え方とは異なり、一つのスーパー脳とフル稼働で演算や制御を行います。これがMr.Googleが驚異的なマジックをするトリックの大本なのです。

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