Microsoftの主要なPR会社であるWaggener Edstromのメンバーと同様、最近ではますます多くのMicrosoft関係者も「Twitter」を使っている。
多くのIT関係PR企業と同様に、WaggEdもまた、その最大のクライアントに関係するTwitterのトレンドを熱心に注視している。米国時間3月11日、WaggEdは「tweet」を単に監視する以上の領域に入った。同社はこれを監視、分析するソフトウェアツールのベータ版を導入したのである。
「twendz」と称するこの新しいtweet分析ツールは、どの利害関係者も無料で入手することができる。WaggEd関係者は、本ツールを社内で利用して新進のトレンドを追跡している。Waggsはまたtwendzを「多様なMicrosoftのクライアント」とも共有していると同社の広報担当者は述べた。
Twitterを見慣れていない筆者からすると、twendzは豪華な下準備を施した「Twitter Search」にすぎないように見えた。しかしWaggEdの広報担当者によれば、それ以上のもののようだ:
「twendzではtwitterサーチにリアルタイムの感情分析を合体させた。twendzは会話が進むにつれて効果的に特定の話題や製品、ブランドに対する態度や感情を法則化する。したがって例えば、twitterの最新のトップトレンドは新しいiPod Shuffleの話題である。Twendzは新しいiPodのことを人々がどのように感じているかを伝え、またそのような感情や態度を時間の経過とともに要約することができるのだ。」
twendzは、Narrative Network SMと称するメディアマッピングと分析サービスも開発したWaggEdの測定監視チームにより開発された。同チームは「さらに多くの特徴、機能、そしていっそう深い能力を備え、わが監視測定ツールファミリーのひとつとして有料で提供する」追加バージョンを開発中であると、同広報担当者は述べている。
「オレゴン州ポートランドで珍しく雪が降った日が事の始まりであった。自宅に足止めとなり退屈していたWaggEdのソフトウェアエンジニアが、Twitterする人たちに興味を抱き、Twitterの投稿での感情を追跡する新しい方法を開発するまでに至った。その1日が終わるまでには、わがWeb Solutionsグループは新しいTwitterツールの初バージョンをリリースした。Studio DとTechnology Servicesチームの助けを借りて、その後2カ月間磨きをかけられ、わが社の事業に効果的に応用できるオンラインアプリケーションが育まれた。」
したがってMicrosoftとそのPR偵察隊があなたのtweetsを監視していたのかと考えているなら――とくにMicrosoftと関係している人たちに関しては――その答えはたぶんイエスだ。また今後は、まさしくその通りとなるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ