日本版SOX法でデータベースログ管理市場が高成長--2009年度は減速へ

新澤公介(編集部) 2009年08月11日 14時30分

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 アイ・ティ・アール(ITR)は8月11日、国内セキュリティログ管理製品6分野の市場規模と動向の調査内容を発表した。データベース(DB)やファイアウォール(FW)、ファイルサーバ、クライアント、それぞれのログ管理、統合ログ管理、フォレンジックの製品市場と、国内49のベンダーを対象に調査を実施した。

 調査によると、2008年度の国内セキュリティログ管理市場は、出荷金額ベースで前年比17.5%増と拡大。特にDBログ管理市場は同39.0%増もの高成長を記録したという。国内出荷金額は20億5900万円にのぼる。

 ITRでは、「DBログ管理製品は2008年以降、日本版SOX法施行に伴う内部統制の整備や強化により高成長をもたらしている。また、個人情報や財務データを格納するシステムが対象となることから需要も高い」と分析している。

 同市場でシェア1位のインサイトテクノロジーは、2008年度の出荷金額が同88.7%増の8億円。また、市場シェアも10ポイント増の38.9%と拡大した。主な要因として、金融業や通信業向けDB監査ツール「PISO(Performance Insight for Security for Oracle)」の売れ行きが好調だったことが挙げられるという。

 ITRでは、今後のDBログ管理市場について、「企業の投資マインドは依然として改善の兆しが見られないことから、2009年度の伸び率は前年度に比べるとやや減速する」と予測している。

国内DBログ管理市場ベンダーシェア(2008年度出荷金額ベース) 国内DBログ管理市場のベンダーシェア(2008年度出荷金額ベース)

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