富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は12月24日、関連会社のSSLパワードサービス(SSL/PS)との連携を強化して、システム運用管理サービスを強化、拡充したことを発表した。
SSL/PSは、2008年11月にシステム運用の国際認証規格「ISO 20000」を取得、2009年12月に社長と役員をはじめとして全社員が「ITILファウンデーション」を取得している。このことから、両社のシステム運用管理サービスを強化した。強化点は以下の通り。
- ユーザー企業に提供するサービスデスク業務は、すべてITILに準拠していることから、サポート品質を向上させ、ユーザー企業は安心安全にシステムを運用できる
- ユーザー企業が所属する業界の状況を理解したうえで、ITILに準拠した用語や作業プロセスに統一して情報を共有、ユーザー企業は一般用語のほかに、業界専門用語で会話しても対応できる
- 富士通SSLが提供するオープンソースソフトウェア(OSS)のシステム運用監視製品「GroundWork Monitor」を活用して、導入コストや運用コストを削減できる効率的なシステム運用監視サービスを提供する
富士通SSLは2005年11月に、サービスデスク業務に従事していたメンバーを中心に、サポート業務専門会社としてSSL/PSを設立、連携してシステム運用管理サービスを提供している。富士通SSLは、自社開発のソリューション商品などをユーザー企業が利用する際に、保守サポート業務をSSL/PSに委託して、運用管理サービスを提供している。