Microsoftは2009年末、「Visual Studio 2010」のスケジュールを変更してテスト期間を追加し、その結果として製品のローンチを延期した。そしてこのたび、ローンチ日が再調整された。
Microsoftの開発部門マーケティング・コミュニケーションマネージャー、Rob Caron氏はブログにて、Visual Studio 2010と「.NET Framework 4」の新しいローンチ日を米国時間4月12日の月曜日と発表した。
当初のローンチ日は3月22日だった。当初予定されていなかったリリース候補版の公開は、2月となっている。
MicrosoftはVisual Studio 2010を「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」「Azure」「SQL Server」「Office 2010」「SharePoint 2010」を支えるツールプラットフォームと位置づけている。同スイートは、「Silverlight」と「Windows Presentation Foundation」間のドラッグ&ドロップ、「ASP.NET MVC」との相互運用性、マルチコアサポートの強化、UMLサポートなどを特徴とする。
Microsoftは2009年10月に、Visual Studio 2010の4つのエディションと価格を発表している。
Visual Studio 2010といえば、先日あるマトリックス(閲覧にはSilverlightが必要)を偶然発見した。最新版に含まれる前バージョン(「Visual Studio 2005」「Visual Studio 2008」)からの強化点を紹介したものだ。このマトリックスの目的の1つは、開発者が最新版の必要性を上司に説得するための資料となることだが、Visual Studio 2010に関連した情報を整理するための役割もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ