「Office 2010」、間もなくRTM段階に突入か?

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子 2010年02月04日 11時45分

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 Microsoftは少し前から、デスクトップスイートの次期版「Office 2010」を2010年6月までに提供すると述べている。だがご存知の通り、Officeチームは、“約束は控えめに、実際の製品ではそれを上回る機能を提供”を方針としており、当初の期限より早く提供となる傾向が強い。今回も同じようなことになる気がわたしにはする。それも、数カ月単位で早まるのではないか。

 Microsoftは今週、テクノロジアダプションプログラム(TAP)メンバーにOffice 2010のリリース候補版を公開したことを認めた。だが、パブリックテストをリリースする計画はないようだ。以下が、Microsoftの代表者のコメントだ。

MicrosoftはTAPのメンバー企業に向けてリリース候補版を配布した。これは、開発プロセスにおけるマイルストーンの1つとなる。だが、最新のコードセットを幅広いユーザーに向けて公開する計画はない。

 流通大手のIngram Microも、一部の再販パートナー企業に向けて、カナダにあるMicrosoftのオフィスで3月1日に開催されるOffice 2010の「ローンチイベント」への招待を開始している。Microsoftの世界では、「ローンチ」はさまざまな意味を持つ。製品をローンチした後に出荷することもあれば、マーケティングとトレーニング活動を開始することを「ローンチ」と称することもある。だが、Office 2010のエスクロービルドとみられるものが出回っているとする報道を考慮すると、もう間もなくRTM段階に入ってもおかしくなさそうだ。

 Ingramが送付している招待状とは、次のようなものだ(ある読者がコピーを見せてくれた)。

販売が容易になったMicrosoft Office 2010は、売り上げを増加し、収益を増やし、顧客の需要を満たすことでしょう。製品ラインは合理化され、営業プロセスは簡単になりました。Officeは世界でもっとも人気のある生産性スイートですが、最新版はそれに加え、営業サイクルを短縮して複雑性を削減してくれるので、時間、労力、コストを抑えられます。

 Office 2010の営業サイクルについて、Microsoftがどのような計画を敷いているのか気になるところだ。競争は激化し、景気動向も芳しくないため、多数の企業が最新版へのアップデートを控えると思われる。キャンペーンで重要な役割を果たすのは、「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」のウェブ版「Office Web Apps(OWA)」ではないかというのがわたしの予想だ(OWAに関連して、ある興味深いチャートをMicrosoftのブログサイトで見つけた。Office 2010のWord、Excel、PowerPoint、OneNoteについて、ローカルにインストールした場合とOWAとの機能を比較したものだ)。

 Microsoftの代表者は、Office 2010の提供時期に関する表向きのガイダンスを変更していない。これまでと同様、Office 2010は2010年6月までに提供を開始すると述べている。

 これに関連する話だが、Googleが「Google Apps」顧客向けにサードパーティー製品のアプリケーションストアをローンチするのではないかという報道で、だれもMicrosoftについて言及していないのを奇妙に感じているのはわたしだけだろうか?

 Microsoftはすでに、Office向けの無償のサードパーティー製アドオンとテンプレートを「Office Online」で提供している。Office Onlineには、Officeを補完する有償のアプリケーションやサービスのマーケットプレイスもある。Microsoftはまた、先日Intuitと提携し、Intuitのマーケットプレイス「App Center」でホスティング形式で提供する小規模企業の生産性アプリケーションにアクセスできるようにすると述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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