F5、BIG-IPシリーズの統合管理製品「Enterprise Manager」最新版を発表

ZDNet Japan Staff

2010-02-12 15:36

 F5ネットワークスジャパンは2月12日、BIG-IPデバイスを一元管理するプラットフォームであるEnterprise Managerの最新バージョン「Enterprise Manager 2.0」および最新ハードウェアプラットフォーム「Enterprise Manager 4000」の提供を開始したと発表した。

 Enterprise Managerは、F5のBIG-IPデバイスを管理対象とした統合管理プラットフォーム。Enterprise Managerを導入することで、F5のアプリケーションデリバリネットワーク全体を、一元管理された画面でリアルタイムに把握できる。また、様々なネットワークやユーザーのニーズに合わせ、パフォーマンスを最適化するためのツールが提供される。これにより、企業はネットワーク運用の効率を向上し、重複するタスクや複数のデバイスの管理にかかる時間を短縮できるとする。

 最新版では、運用ポリシーをカスタマイズし、認証、設定管理、ソフトウェア更新といった繰り返しの多いタスクを自動化できるほか、ネットワークとデバイスのパフォーマンスをリアルタイムでモニタリングするために必要なプリセットのしきい値とアラートを設定できる。リソースプールおよびそのプールの使用者を管理し、集中化されたインターフェースを通してBIG-IPデバイスと関連サーバの変更を迅速に行えるという。

 サポート契約のあるユーザーならば無償で最新のEnterprise Manager 2.0へアップグレードできる。また、ハードウェアプラットフォームであるEnterprise Manager 4000は既に販売が開始されており、価格は325万円(税別)より。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]