インフォテリアは3月17日、マスタデータ管理ツールの最新バージョン「ASTERIA MDM One MI 1.2」の出荷を開始したと発表した。
ASTERIA MDM One MIでは、企業システムにおけるマスタデータの入力、変更、削除、承認ワークフローといった管理作業を行うための一元化された環境を提供する。マスタデータのライフサイクルを一括して維持管理することにより、データの品質を確保できるという。
最新版では、大規模利用やITガバナンス適用に向けたディレクトリサーバ連携、認証機能が新たに搭載された。LDAPv3準拠のディレクトリサーバとのアカウント連携、およびディレクトリサーバへのログイン認証が可能となっている。
また、動作環境として仮想化プラットフォームやオープンソースデータベースへの対応を行っている。新たに対応する仮想化プラットフォームは、Citrix XenServer 5.5、VMware ESX Server、Microsoft Hyper-V 2.0。オープンソースDBとしては、MySQL 5.0/5.1に対応している。
インフォテリアでは、今回の機能強化により、マスタデータ管理システム構築の柔軟性が高まり、同製品の適用領域が広がるとしている。